PC修復顛末記(パソコン昔話)
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単刀直入に申しまして、今となっては参考にもならないエピソードですが、ちょっと前はこんなことしていましたというパソコン昔話をメモとして残します。
何かの拍子に、おそらくは気が付かない原因があったとは想像しますが、パソコンが突然使用できなくなり、2ヶ月をかけた悪戦苦闘の末に何とか使えるまでに修復した顛末記です。
そのパソコンは ・・・・・
PC:IBM ThinkPad560X CD-ROMドライブはPCカード経由の外付け
OS:WindowsMe(こんなOSがあったんです、2000年の発表されたことに因んでWindows Millennium Edition)
メモリー:96MB(今では信じられないメモリー容量です)
HDD:4GB(USBメモリー並のディスク容量、今ではOSもセットアップできません)
それはココから始まった
USB無線LANアダプターをPCに組み込み、ドライバーのインストールまで終了した所、次の様なエラーメッセージが出る様になってしまいました。
『Explorerが原因で<<不明>>にエラーが発生しました。再起動・・・・・』(訳のわからない日本語であります)
このメッセージが何をやっても表示される様になり、にっちもさっちも行かなくなりました。
インターネット接続など論外で、スタンドアロンでWordやExcelの作業も続けられません。
インターネットで色々調べて対応したのですが、解消できません。同じ状況に陥った方が結構いらっしゃる様です。
Windows再インストールが最後の手段になりました。
起動用FDDから起動して、いざ再インストール !!
所がCD-ROMドライブを認識しません。起動ディスクを作った当時の事は忘却の彼方。
CD-ROMドライブを認識できる様な起動ディスクをあらためて作るのはちょっと厄介そうです。
Windowsを起動すれば、エラーメッセージに悩まされながらも、CD-ROMドライブを認識しファイルコピー程度は何とかできます。
そこで、CD-ROMからWindowsMeのインストールセットを丸ごとCドライブにコピーしました。
起動用FDDから起動して、CドライブのSETUP.EXEからWindows再セットアップを実行してみました。
インストール先を C:¥WINDOWS として上書きインストールを試みた所、結局エラーは解消されません。
次にインストール先を C:¥WINDOWS.000 としてインストールした所、どうやらエラーメッセージが出なくなりました。
AUTOEXEC.BAT 内の記述でWINDOWSのまま残っている所をWINDOWS.000に書き換え、どうにかこうにか小康状態を得ています。
最後に C:\WINDOWS を削除して1段落としました。
反省点
我が家を無線LANにしようなどと欲をだしたのが間違いの元でした。今じゃ当たり前も当時は無謀な選択だったのかもしれません。
Cドライブに WindowsMe のインストールセットをコピーできるだけの空容量が有ったのが救いでしたが、たまたま修復できたというのが正直なところです。
恐るべし Windows、侮るなかれ Windows、今じゃ指先スイスイの Windows にもこんな時代があったという顛末記でありました。
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