壇ノ浦でふくを満喫

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山口県へ出張時のエピソードです。周南方面での打合せを無事に終え、翌日の打合せにそなえ下関へレンタカーで移動。国道2号線が下関に近づくにつれ海沿いを走ります。

防府を過ぎると歴史ゆかりの地や観光名所が目白押し。壇ノ浦、巌流島、関門海峡大橋などなど。

関門海峡大橋と壇ノ浦の夕暮れ、歴史に思いをめぐらすには絶好のスポットとタイミングです。

そこへ目に入ってきた『ふく料理 平家茶屋』の看板に、迷わず左ウィンカーをだし、早めの夕食と洒落込みました。(西日本では、ふ を ふと にごらずに言う様です)

どうやらイイ店見つけちゃいました。ふぐ皮のサラダにはじまり、ふぐ刺し、ふぐしゃぶ、ふぐの天ぷら、ふぐの豆腐、ふぐの握り寿司といったふずくしのセットです。

さて、ここで一層美味しくいただくには、天ぷらは天つゆ、天ぷら以外はポン酢、と使い分けが必要です。

仲居さんが『こちらがポン酢、こちらが天つゆ』と丁寧に説明してくださったにも関わらず、粗忽者ゆえに、天ぷらをポン酢につけてしまったり、逆にしゃぶしゃぶを天つゆにつけてしまいのてんてこ舞い。

一度間違うと混乱が混乱を招いていきます。ポン酢と天つゆの器が似ていることもあり、収拾がつかなくなり、最後は、もう、どうとでもしてくれ。

どれも美味しいのですが、中でもふぐの天ぷらが最高です。ポン酢でいっても、それはそれで美味しくいただきました。

車で移動中のため、ビールや焼酎を飲めないのが残念でしたが、アルコール抜きでかえって素直に料理がたんのうできました。

窓から眺める暮ゆく関門海峡、行き交う船、対岸の灯りが食事を演出します。

夕暮れ迫る関門海峡大橋が、平家茶屋でふくをたんのうしている間に、漆黒の闇に鮮やかにライトアップされました。

海峡というのはロマンがありますね。津軽海峡、明石海峡、海外では、ジブラルタル海峡、ドーバー海峡、ボスポラス海峡などなど。

すぐそこに見えながらも海を挟んでなかなか行けない対岸の街。寂寥感とともに歴史の重さを感じます。

そんな気持ちでふをいただくなんて出張の醍醐味 ?? ですね。明日への活力がわいてきます。

食事前

食事後

あれよあれよと言う間にたいらげてしまいました。

以上、下関壇ノ浦におけるふエピソードでした。


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