フジテレビ vs ホリエモン

フジテレビとライブドアの株式売買をめぐる駆け引きが経済面を賑わしています。これを見て思いうかべることがあります。

それは、出張先で地元の居酒屋に入る時のちょっとした戸惑いです。居酒屋に入ると一斉に中にいる仲間内の視線を浴びます。

そこで少し恐縮しながら隅の方でちびりちびりやりながら、段々と場の雰囲気に馴染んで、2度3度と通う内に顔を覚えてもらい、会話も弾む様になるとしめたものです。

ホリエモンさんは、きっと、こんな気遣いは必要ないと思っているか、観点が違うのかもしれません。

それ自体は、一人一人の感性ですから良いとか悪いとかという問題ではありません。

別にそんなに気にすることでは無いし、そうしなければならないことでも無いのですが、サラリーマンとしての仁義というか礼儀から考えますと、考え方や行為に間違いは無いかもしれませんが、物事の進め方も大切です。

アプローチの仕方や第一印象って難しいですね。やはり仕事は一人でできるものでは無いですし、お金だけで出来るものでもありません。

皆で一体となってやり遂げたこと、流した汗は、どこか違います。自分の夢を実現したいのなら、仕事を進め易くする事も考えるべきかもしれません。

やはり郷に入っては郷に従え、多少回り道でも確実にというのが、サラリーマンの知恵。

根回しとか裏技寝技は今時どうかとも思いますが、一体感とか気持ちや雰囲気を大事にする事も大切です。

ホリエモンさんもそんなに急がず焦らずじっくりと大成していただければとも思います。一介のサラリーマンの大きなお世話ですが。

そう言えば、この間、出張先からの帰路の飛行機の中での出来事を思い出します。小生との間を一人はさんでテレビで時々お見かけするコンサルタントさんと同乗する偶然となりました。

この方も苗字から、ホリエモンと呼べるかもしれません。このホリエモンさんと小生の隣の方は上司と信頼する部下の関係の様です。

聞くとも無く会話を聞いていますと非常に興味をそそる話をされていました。幾つかキーワードをあげてみます。

『仕事をする上では、やっぱりみんなの一体感が大事なんだよな。』、

『会議で色々と言うのも大事だが、やっぱり何か一つちゃんとやってから発言して欲しいね』、

『頑張っている奴には、ちゃんとフォローしなきゃね、食事にも連れてゆくか』

などと仰っていました。言ってみれば普通の事ですが、意外と日本的で面白いなと思いました。このホリエモンさんは、ホリエモンさんの事をどう考えているのでしょうか ?? 興味がある所です。

少し堅い話となりましたが、それぞれのホリエモンさんご了承下さい。