OK牧場

オヤジギャグの一つかもしれませんが、最近『 OK牧場 』というのが流行っています。ガッツ石松さんのキャラクターと相まって『いい仕事してますね !! 』

誰もが一度は聞いたことがある言葉ですが、駄洒落ながらも、言い易さ、耳に心地よい響きから、何時の間にか特定の場面で使ってしまいます。

今風に言えば、駄洒落を慣用句にした絶妙のハーモニーとでも言いましょうか。

職場のコミュニケーション促進剤として活用できるかもしれません。幾つか例を上げてみます。

OK 牧場

前記しました様に、『了解』とか『わかりました』という時に軽いノリがピッタリはまる局面で使います。

TPOをわきまえて冗談が通じる人に使わないと、とんでも無い事にもなりかねないことを申し添えておきます。

『 OK 牧場の決闘』という映画が出典元と思われますが、主演は往年の名優ゲーリー・クーパーでした。

そこで次の様に OK 牧場づくしの表現も可能です。

『その件は、OK牧場ですが、今ちょっとゲーリー・クーパーなので暫くお待ち下さい。』何と素晴らしい連続技でしょうか !!

吉幾三

これも OK牧場と近い意味で、これから力強くやるぞという時に使われる模様です。

『よし、いくぞ !! 』という場面で『えいえいお～』という感じです。

島倉千代子

何かをやりまくる時の軽い表現に使います。例えば『最近忙しくて残業シマクラチヨコよ』などと使います。

人生イロイロな場面で使ってみましょう。

腹が北山

これは古典的な言い回しで、江戸時代からあった表現の様です。腹がへったという事の粋な表現です。

腹が板橋

腹が伊丹十三

腹の調子が悪く腹痛を患っている事を表します。

『腹が板橋、パラグアイ』 → 腹が痛くて腹の具合が良くないという意味です。

関西方面では、『腹が伊丹十三』てな表現も使う様です。

『腹が伊丹十三とゲーリー・クーパーと競演なのよ』等と緊急事態をさりげなく表現したいものです。

原辰徳

おなかの具合ではなく、立腹状態の時に良く使います。

その手は桑名の焼き蛤

『その手は食わないよ』という意味で、これも古典的な表現で、昔のTV時代劇：長谷川一夫主演の半七捕物帳でよく使われていました。

試験のひっかけ問題の解答欄の欄外に『その手は桑名の焼き蛤』と書いて、時代劇好きの先生が５点プラスしてくれた事なんかありませんか ??

会社の中で次の様に活用しては如何でしょうか ??

会議司会者『それでは、この方針で営業島倉千代子 !! 』

参加者声をそろえて『 OK牧場』

社員A『それにしても腹が北山ですね』

会議司会者『皆さん、ビールでも一杯吉幾三』

社員B『すみません、昼の弁当があたり前田のクラッカーで腹が伊丹十三のゲーリークーパーです』

社員C『大事な時に原辰徳なやつだな』

てな感じです。